心の病で労災認定、過去最多
♡厚生労働省の発表が示すように、最近のEAPカウンセリングではハラスメントの要素を含んだケースが増えている実感があります。レジリエンスを鍛え、相手と対等感を持って自らの気持ちを伝えるトレーニングを実践するなど、ハラスメントに遭わないための心の体質改善が必要です。『仕事で心の病、初の500人超え=過労やパワハラが要因/2017年度労災認定』07.06.10:14(時事通信ニュース抜粋)
厚生労働省が6日発表した2017年度の労災補償状況。仕事が原因でうつ病などの精神障害を発症、労災認定を受けた人は前年度比8人増の506人と過去最多、初の500人の大台を超えた。自殺・自殺未遂14人増の98人、14年度の99人に次ぐ高水準。精神障害の要因は長時間労働「仕事の量・質」は5人増の154人、パワハラを中心とする「対人関係」は12人増の112人と増加傾向、厚労省は「対策が必要な状況にある」(職業病認定対策室)としている。1カ月平均残業時間は、100時間以上151人、うち160時間以上49人。業種別で製造87人、医療・福祉82人、卸売り・小売り65人、運輸・郵便62人、人手不足で勤務時間が長い業種が目立った。労災申請は146人増1732人と大幅増、5年連続で過去最多。