マインドフルネスは磨くもの

2018年2月4日、早稲田大学国際会議場で東京CBTアカデミーのワークショップ、藤田一照氏(曹洞宗国際センター所長 )の「マインドフルネスの磨き方~有心から無心へ~」に参加しました。
眼で何かを見る時に現れる対象を迎え入れる代わりに私たちはそれをつかもうとしてしまう(doing)。「概念化する癖」によって新しいものが入ってきても全部知っていることに置き換え、昨日と同じ今日にしてしまう。マインドフルネスを実修する時の心得は「ゆっくり、無理なく、気持ちよく」と聞けば、そうあらねばならないと努力してしまい、マインドフルでない心(有心)でマインドフルである心(無心)になろうとしても上手くいかない。マインドフルは作るものでなく、すでにマインドフルである心(無心)に「気づいて」磨くものであるとのこと。♡我々の心がとらわれて握り締めているものを手放し捨てて、両手を自由にしておくことで訪れてくるものを「何もしないで待つ」(being)そんな境地なのでしょうか。仏教的マインドフルネスに触れられた時間でした♡

←お昼は会議場前の坂道を下って行ったところの「金城庵」。御蕎麦と天麩羅が美味しいです。